鶏むね肉のパサパサにサヨナラ しっとり仕上げるレンチン術に「簡単だった」

低カロリーかつタンパク質が豊富な鶏むね肉は、価格も手頃なため家計にも身体にもうれしい食材です。
幅広い料理に使えるため、食卓に登場する機会も多いのではないでしょうか。
そんな鶏むね肉ですが、加熱すると繊維が収縮して、パサパサした食感になりがちです。
ドレッシングを使ったアレンジレシピなどを投稿している『リケンのノンオイル』(riken_tensai)がInstagramで、固くならない鶏むね肉の加熱方法を紹介しました。
ちょっとした工夫で鶏むね肉がしっとりする裏技を見てみましょう。
リケンのノンオイル|理研ヒタミン株式会社 公式(@riken_tensai)がシェアした投稿
リケンのノンオイルの投稿によると、コツを押さえればレンジ加熱でもしっとりとした鶏むね肉に仕上がるのだそうです。
そのコツを、切り方、下処理、レンジ加熱方法、保存方法に分けて紹介していきます。
まず、肉や皮に付いた脂肪を包丁で削ぎ取ります。
次に鶏むね肉の真ん中でカットし、2つに分けたら好みの大きさに削ぎ切りにします。
鶏むね肉は斜めに繊維が入っていますが、繊維に沿って切ってしまうと固くなるため、繊維の向きに逆らうように切るのがポイントです。
このように切ると、炒め物に使う時にもやわらかく仕上がるそうです。
先ほどの手順で切った鶏むね肉に、砂糖、塩、酒をかけて揉み込みます。
調味料をしっかり揉み込んだ後に、片栗粉や薄力粉をまぶして焼くと、保水効果によってしっとりとした焼き上がりになります。
耐熱容器に鶏むね肉を入れ、余分な脂肪を取っておきます。
フォークを刺して全体に穴を開け、酒を加えます。下味を付ける時は、このタイミングで調味料を加えましょう。
耐熱容器にふんわりとラップをかけ、600wのレンジで2分加熱します。
上下をひっくり返し、再度ラップをかけて2分加熱します。ラップをした状態でそのまま15分蒸らし、余熱で火を通しましょう。
この方法で加熱すると、ただレンジにかけるよりもやわらかい食感になります。
レンジ加熱した鶏むね肉を保存する時は、プラスチック製保存容器に蒸し汁ごと入れましょう。
表面が乾かないようにラップをお肉に密着させ、ふたをして冷蔵庫で保存してください。
切り方を工夫したり、加熱する前に一手間加えるたりすることで、普段とは全く違う仕上がりになることが分かりました。
やわらかく仕上がった鶏むね肉は、シンプルにサラダのトッピングにしてもおいしそうです。しっとり仕上げることで、さらに使い道が広がりますね。
「鶏むね肉はパサパサして苦手」という人こそ、紹介した方法でおいしい鶏むね肉を味わってみてください。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする