足で踏みつける暴行で多発ろっ骨骨折…同居する60代妻への傷害罪で66歳の無職の男を起訴 妻は死亡

今年7月、新潟県五泉市内の自宅で、同居している60代の妻に対して右腹部を足で多数回踏みつける暴行をし、ろっ骨骨折などの傷害を負わせたとして、新潟地方検察庁は5日付けで五泉市に住む無職の男を傷害の罪で起訴しました。

傷害の罪で起訴されたのは、五泉市に住む無職の木村敏行被告(66)です。

起訴状などによりますと、木村被告は7月7日ごろから15日までの間に、五泉市内の自宅で、同居する60代の妻に対し、右腹部を足で多数回踏みつける暴行を加え、全治不詳の右多発ろっ骨骨折及び右外傷性気胸の傷害を負わせた罪に問われています。

木村被告は当時、妻と2人暮らしで、15日に近くに住む息子に「亡くなっているかもしれない」と伝え、駆けつけた息子が居間で倒れている母親を発見して消防に通報し、事件が発覚。

救急隊が駆けつけた時には、妻はすでに死亡していて、その後の警察の捜査で妻の体には複数箇所にあざがあり、数日にわたって暴行が加えられていたとみられることがわかっています。

木村被告は逮捕当時の取り調べで「暴力をふるってケガを負わせたことは間違いない」と自身の犯行を認めていました。

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