飲んだら絶対に運転しないでください。3日、愛知県警が飲酒運転の一斉取り締まりを行いましたが、飲酒運転がどれだけ危険なのか、記者がVR(バーチャル・リアリティ 仮想現実)技術を活用して疑似体験してみました。
開発のきっかけは身近な人が飲酒運転で…「大変苦しい思いをして…の画像はこちら >>
3日午前3時。名古屋市内各地で飲酒運転の一斉取り締まりが行われました。高速道路の出入口や繁華街などでドライバーの呼気をチェックし、愛知県警は酒気帯び運転で3人を検挙しました。
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この日は幸い重大な事故に繋がることはありませんでしたが、愛知県警によりますと、8月はレジャーや帰省などで飲酒運転が多くなる傾向があるということで、この時期は特に厳しく目を光らせています。
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酒を飲んだ状態で運転するとどれだけ危険なのか、記者が疑似体験してみます。(サンダーボルトインタラクティブ 安田武史CEO)「酔った状態で運転した場合を体験できるのと、それに対する危険、人をはねてしまうなど一番ひどい事故を体験できる」
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愛知県尾張旭市の企業が開発したこのVRゴーグルを装着すると。(中島胡桃記者)「運転席に座っているような景色」
まずは、ビールの中瓶を1、2本飲んだ「ほろ酔い状態」での運転を体験します。(中島記者)「視界が軽くぼやけている。前がとても見づらい」
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続いて、ビールの中瓶4本以上を飲んだ「酩酊状態」です。(中島記者)「どこの車線を走っているのか把握できず。前から車が来ているようにも感じるが見えない」横断歩道をわたる歩行者に気づくことができません。(サンダーボルトインタラクティブ 安田武史CEO)「今の正常な判断の状態で、実は酔うとこう見える。こういう危険があるというのを体験してもらうことで、飲酒運転は絶対にしないでほしい」
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この飲酒運転を体験できるVRシステム。開発のきっかけは身近な人を飲酒運転で失ったことでした。(サンダーボルトインタラクティブ 安田武史CEO)「叔父が飲酒運転してしまって、大変苦しい思いをして亡くなった。もしも叔父がこのVRを体験してくれていたら事故が防げたのでは」
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外出先でお酒を飲む機会が増える夏。少しでもお酒を口にしたら運転するのは、絶対、だめです。