ある歴史的な偉人の名前を当てる、名前当てクイズです。
『ま○お○し○う』…これは誰の名前でしょうか。
この人物は江戸時代に活躍し、多くの俳句を残しました。各地を旅して歩き、紀行文を残したことでも知られている人物です。
この人物の名前、あなたは分かりますか。下に進むと答えが出てきます。
※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。
正解は『まつおばしょう(松尾芭蕉)』でした。江戸時代に活躍した、日本の俳句文化を語る上で欠かせない人物ですね。
松尾芭蕉の作品は、自然や日常の中にある美しさを簡潔かつ深い表現で描写しています。
芭蕉は多くの俳句を残していますが、以下のような代表作は誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。
・夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡・閑さ(しずかさ)や 岩にしみ入る 蝉の声・五月雨(さみだれ)を 集めて早し 最上川・古池や 蛙飛び込む 水の音・秋深き 隣は何を する人ぞ
芭蕉は東北や北陸を旅して歩き、その旅の経験をもとに『奥の細道』という紀行文も著しました。この作品では彼の鋭い観察力と感受性、そして表現力によって、その土地の美しさや情景が鮮やかに描かれています。
また松尾芭蕉は、与謝野蕪村、小林一茶とともに江戸時代の3大俳人と呼ばれていることも覚えておいてくださいね。
[文・構成/grape編集部]