うなぎ仕入れ値は40年前の3倍以上に…ひつまぶし1人前「並」4600円も 土用の丑を前に2時間待ち

7月24日は「土用の丑の日」、ひつまぶし発祥の名古屋の名店で最新の「うなぎ事情」を取材しました。
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名古屋市熱田区の「あつた蓬莱軒本店」。言わずと知れた「ひつまぶし」発祥の名店です。「土用の丑の日」を前にした23日、午前11時半の開店時には既に60組以上が店頭予約を完了。
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開店直後に来店しても早くて2時間後の入店案内になるという人気ぶり。(40代女性)「大阪から来ました。(午前)朝6時半に出て熱田神宮に行って、(店頭)予約しに来ました」勿論、常連さんも…(20代男性)「5回とか10回とか、うなぎといえば、ここに来ているので」
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ひつまぶし1人前の価格は「並」が4600円。(20代女性)「ぶりぶりです。めっちゃ美味しい」絶品ですが、値段は…なかなかに高級です。
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(あつた蓬莱軒本店 武藤俊吾 総料理長)「1.2倍から1.3倍ぐらい。毎日変動しているが、それくらい値上がりしている」うなぎの稚魚のシラスウナギの漁獲量は低迷が続いています。そこに加えての物価高、名古屋の中央卸売市場の6月のうなぎ1キロあたりの平均価格は5177円、前の年に比べて312円高くなっています。
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(あつた蓬莱軒本店 武藤俊吾 総料理長)「私が修行を始めたとき(40年前)1キロ2000円しなかった」ここ最近の仕入れ値は1キロ6200円になっているそうです。
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では、街の皆さんに「土用の丑の日」の美味しいうなぎにいくらまで出せるのか聞きました。(50代女性)「4000円くらいですかね」(60代男性)「5000円くらいまでです」(20代女性)「1万円以内ですね。うなぎ行くって決まったら、腹決めて(行きます)」

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