大雨時、排水口からの逆流を防ぐにはコレ! 企業の提案に「参考になります」

全国的に梅雨入りしている、2024年7月中旬現在。
雨天が続く中、時には大雨に見舞われる日もあるでしょう。
大雨時に自宅で特に目を配りたいのが、排水口。大量の雨水が、家庭とつながる下水道管に流れ込むことで、空気が上に押し出され、排水口から水が噴き出る恐れがあります。
住宅用設備機器メーカーの株式会社LIXIL(以下、LIXIL)のウェブサイト上では、大雨時にトイレや浴室、洗濯機などの排水口からの逆流を抑える方法が紹介されていました。
LIXILが教える簡易的な逆流防止策は、ビニール袋に水を入れた、水のうを排水口の上に置くというもの。
水のうの作り方については、以下のように解説されています。とても簡単に作れそうだったので、筆者も試しに作ってみることにしました。
水のうの作り方、使い方
45リットル程度のゴミ袋を2枚重ねにします。中に持ち運べる程度に水を半分くらい入れます。
ゴミ袋の中の空気を抜き、口をしっかり縛ります。
トイレでは便器内に水のうをゆっくりと入れます。浴室や洗濯機などでは、排水口を塞ぐように水のうを置きます。
使用後、使用したビニール袋はトイレや排水口に流さないようにご注意ください。
株式会社LIXIL ーより引用
まずは、ビニール袋を2枚用意しましょう。筆者は、100円ショップ『ダイソー』が販売する45サイズのゴミ袋を使用しました。
次に2枚重ねにしたビニール袋の中に、水を容量の半分ほど注ぎ入れます。
水を適量入れ終えたら、ゴミ袋の中の空気を抜き、口をしっかりと縛ってください。
今回は浴室に設置する用に作ってみたので、同じ工程で水のうをもう1つ用意しました。
浴槽内の排水口と、浴室の床に設置された排水口の上にそれぞれ置けば、逆流防止の準備は完了!
ビニール袋と水さえあれば誰でも簡単に作れてしまうので、試さない手はないですね。
大雨による排水口の逆流は、いつ起こるか分からないもの。
大雨の日は、「私の家は大丈夫だろう」と油断せず、水のうを使った逆流防止策を試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする