谷原章介、未成年の美容医療に持論 「“顔”って変わっていく」…の画像はこちら >>
2日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、近頃の美容医療のトラブル増加について報道。
社会起業家の大空幸星(おおぞら・こうき)さんが「未成年の美容医療」についても言及し、司会の谷原章介さんが私見をのべました。
身近になっている美容医療ですが、昨年は死亡者が出るなどトラブルも増加。先月27日に厚生労働省は初の検討会を実施しました。
同番組では、涙袋にヒアルロン酸を注入し、下瞼が不自然なほど大きく膨らんでしまったケースを紹介。当該の女性は別のクリニックで手術しなおしたそうですが、元のクリニックではカウンセリングをした医師とは違う医師に施術されたなど、杜撰な対応をされていたことを明かします。
美容医療に関する昨年度の相談件数は6,264件と、ここ数年で3倍以上に増加しています。
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昨年4月には、顔の脂肪吸引をした患者が体調不良を訴えて翌日に窒息死したという事例も報告されています。
中には「医師免許のない非医療従事者が診療の決定権を握っているケースもある」そうで、ガイドラインの必要性を訴える声もあがっています。
弁護士によると、クリニック側に手術ミスや説明不十分など過失がある場合は損害賠償が可能とのこと。また、事前に同意書をとらないクリニックは「要注意」だと注意喚起しています。
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大空さんは、「美容医療っていうのはメンタルヘルスなんです。今はSNSなどで比較をしますから、どんどん自尊心が低下をしていく。そういう人たちにとっては美容医療は解決策ではあるんです」と、美容医療とメンタルの関係性について解説しました。
続けて「問題なのは未成年で、未成年の子たちに商業目的でルッキズムを助長させていて…」と述べます。美容外科医個人が配信する動画を見た未成年が美容医療に惹かれていくという流れは、「ちゃんと見直した方が良い」と問題提起しました。
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谷原さんも「確かに若い時期に自分の理想の顔になりたい気持ちはすごく分かるんだけど、20歳、25歳、中盤くらいでだいぶ顔って変わっていくじゃないですか?」と、20代中盤くらいまでの「顔の変化」に言及。
さらに「ある程度(顔が)安定してからやっても遅くはないんじゃないかと思ったりもするんですけど」と、未成年による美容医療について私見を述べました。