昨今、プロのカメラマンによる出張撮影や犬専門のフォトスタジオが増えており、家族写真や誕生日など思い出の写真を残したい愛犬家が増えているそう。
筆者も愛犬の撮影する際、いい表情が撮影できなかったり、ブレてしまったり……うまく撮影するのは難しいと感じている。「いつかはプロのカメラマンに撮影してもらいたい」と思っていたので、先日愛犬が4歳の誕生日を迎えたタイミングで、初めて撮影をしてもらうことに。今回は、おしゃれな写真が撮れるとSNSでも話題の『イヌスタ』を訪れ、愛犬の撮影をしてきた!
○■気軽に行ける犬専用フォトスタジオ
住みたい街ランキングの常連でもある自由が丘。おしゃれなお店が並ぶ街並みから、10分ほど歩くと『イヌスタ』に到着。静かな住宅街で、近所の愛犬家たちが散歩途中に立ち寄ったり、スタッフと近状を話したり、アットホームな雰囲気だ。
『イヌスタ』のコンセプトは「ヒトとペットを撮るおウチ」。気軽に通える犬専用フォトスタジオとして、撮影したその日におしゃれなフレームとペット名刺を持ち帰ることができる。
まず、撮影前にヒアリング。愛犬の情報や撮影の目的、愛犬の得意なポーズ、好きな表情、また希望の撮影シーンなどをフォームに入力していく。撮影プランは、犬が主役の「SOLO PLAN」(フォトフレーム1個、フレームデータ1枚)、飼い主とふたりで撮れる「WITH PLAN」(フォトフレーム2個、フレームデータ2枚)、スマホやPCの壁紙、SNSアイコン用に使える「DATA PLAN」(フォトフレームなし、データ100枚前後)、多頭飼いなどたくさん飾りたい人向けの「YOKUBARI PLAN」(フォトフレーム5個、データ納品5枚)の4つのプランがある。
○■まずは愛犬もスタジオチェック?! 実際に撮影してもらった
撮影は地下のスタジオで。グレージュの背景撮影が基本だが、他にもさまざまな背景紙の色が用意されており、+3,000円で愛犬に似合う色を選ぶことができる。愛犬の毛色や自宅の雰囲気にあわせてスタッフに相談も可能だそう。
まずは愛犬がスタジオ内を自由に歩いたり、カメラマンからおやつをもらったり、リラックスできるようになってから撮影を開始する。初めての人や場所は、犬たちにとってストレスになる可能性もあるので、出来るだけストレスのない環境を作ってくれるのはありがたい。
愛犬も慣れてきたところで撮影開始。飼い主は見守るだけかと思いきや、愛犬がカメラ目線になるようおやつで誘導したり、撮影シーンによっては撮影に参加したりと、飼い主も参加型なので意外と体力を使う……!
事前に入力した希望の撮影シーンを順番に撮っていく。後半になってくると愛犬も飽きてしまい、撮影がうまくいかないことも。その際は、カメラマンと相談して、次の撮影シーンを撮るなど、柔軟に対応してくれる。
○■撮影してもらった写真をセレクト
撮影データを取り込んだPCで、1枚1枚写真をチェックしていく。いくつか絞れたら、さらにここから名刺にしてもらう1枚をセレクト。
悩んだ結果、自然な笑顔で撮ってもらった1枚に決定! スタッフと会話をしていたら、あっという間に名刺が完成。名刺の裏面には、予約時に入力するInstagramのアカウント(QRコード)、ワンポイントメッセージなどを記載してくれる。昨今増えている犬のイベントやオフ会など、名刺は活躍すること間違いなし! インテリアになじむデザインなので、家に飾っておくのも良さそう。
ちなみに、『イヌスタ』ではスマホで作れる愛犬家のための印刷サービスも展開している。ペット名刺が作れる印刷サービス『犬の名刺屋さん』では、ポップな名刺が作れたり、コンパクトで持ち運びやすいスクエアな名刺が作れたり、撮影スタジオに行かなくても自身で撮影した写真で名刺を作ることができる。
最近では、カートプレートやお出かけプレートの販売を開始。「犬、乗ってます」「ビビりです」「今日はさわらないで」など愛犬の情報をいれたプレートをペットカートやリュックにつけることで、トラブル回避にも繋がるという。言葉で伝えるとキツくなりがちなことでも、ポップなプレートで伝えることで配慮ができるだろう。
家族写真、犬友との写真などさまざまな撮影ができる『イヌスタ』。梅雨をテーマにした犬友撮影会など、季節に合わせたイベントも定期的に開催している。ぜひ愛犬との思い出をカタチに残してみてはいかがだろうか。
犬の写真館INUSTA(イヌスタ)自由が丘
【平日】14:00~19:00
【土日祝】10:00~19:00