梅雨入りを前に新潟県内では初夏の花が見頃を迎えています。新潟県新発田市では、アヤメと花ショウブが咲き誇り、多くの人の姿が見られました。
【長谷川珠子アナウンサー】
「新発田市の五十公野公園では約60万本のアヤメや花ショウブが見頃を迎えています。同じ紫色でも風合いや色のつき方が違って穏やかな風にそよそよと吹かれています」
日本四大あやめ園の一つに数えられている新発田市五十公野公園のあやめ園では「しばたあやめまつり」が開かれていて、園には多くの人が訪れていました。
【訪れた人】
「初めて見たんですけど綺麗に咲いてていいなーって家族で見てた」
「植えられた方の努力を感じる」
五十公野公園のあやめ園に咲くアヤメはかつて新発田城に群生していたもの。当時の五十公野公園は湿地を好む花ショウブの生育に適していたこともあり、今では1.8ヘクタールの敷地に約300品種60万本のアヤメや花ショウブが優雅に咲き誇っています。
【訪れた人】
「もうちょっと沼地だと思ってたけど、楽です。歩くのが歩きやすくなっていました」
「写真も綺麗に撮れてよかった」
「外国の花とかは華やかで綺麗だけど、日本の花はしっとりとしていい」
これから梅雨を迎え、雨が降るとさらに開花が進み、より艶やかな美しい姿が見られるということです。
しばたあやめまつりは6月23日まで開かれていて、期間中は午後9時までライトアップもされています。