警戒レベル4相当は「危険警報」に? “わかりやすい防災情報”を有識者会議が提案 洪水・大雨・土砂災害・高潮の危険度

シンプルでわかりやすい防災情報の出し方を、有識者会議が提案しました。
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気象庁と国土交通省は、気象に関する防災情報をわかりやすく整理するため、2022年から有識者による検討会で話し合い、6月18日に改善案の報告書が提出されました。報告書では「洪水」「大雨」「土砂災害」「高潮」の、それぞれの危険度について、警戒レベル5相当は「特別警報」、4相当は「危険警報」、3相当は「警報」、2相当は「注意報」と、シンプルな情報体系と名称に整理することが盛り込まれています。
CBC
このうち「洪水危険度」は河川の外水氾濫を対象とし、河川ごとに情報を発表。名称も「洪水」よりも被害がイメージしやすい「氾濫特別警報」などとします。また「大雨危険度」は、内水氾濫と「洪水危険度」の対象河川を除く川の外水氾濫で市町村ごとに発表します。気象庁と国交省は今後、運用にあたっての問題点を整理した上で、一般への周知を行い、2026年の出水期前の運用開始を目指します。

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