北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんが8日、佐渡市で講演し、いまだ帰国を果たせていない母への思いを語りました。
8日、佐渡市で講演した北朝鮮による拉致被害者曽我ひとみさん。
ともに拉致され、いまだ帰国を果たせていない母・ミヨシさんへの思いを語りました。
【曽我ひとみさん】
「母はちゃんと食べられる環境にいるのだろうかと胸が締め付けられる日々です」
母と離れ離れになり46年が経つ曽我さん。
家族が一緒に過ごせる時間は当たり前ではないと訴えかけました。
また政府に対しては「北朝鮮との交渉を続けているのかさえ分からない現状に憤りを感じている」と拉致被害者救出へ向けた強い思いをにじませる曽我さんの言葉に、参加した親子は真剣に耳を傾けていました。
【小学生】
「家族とたくさん話をしてもっと仲良くなりたい」
【中学生】
「一刻も早く帰ってきてくれるといいと思うし、自分の家族との時間も大事にしたい」