5人に1人が外国人住民との日常的な関わりを実感、今後の期待や不安は?

NTTデータ経営研究所は5月23日、「地域における外国人との関わりに対する意識調査」の結果を発表した。調査は1月5日~10日、10代以上で国内在住の日本人1,088人を対象に行われた。

まず、日常的な外国人住民との関わりについての調査は、3人に1人が身の回りで外国人住民の増加を実感しており、5人に1人が日常的な関わりを持っていることが分かった。

外国人住民と関わることになったきっかけとしては、「近隣で顔見知りから」や「職場」といった回答が上位となっている。

日本に住む外国人が増えることについての今後の期待について聞いてみると、「多様性社会の実現につながる」が最多となった。一方で、不安の観点としては「治安への影響」といった回答が最も多かった。

また、外国人住民と関わりを持ちたくないと回答した人は全体の半数以上となっている。その理由としては、「外国人かどうかに関係なく近隣住民と関わりたくない」との回答が最多であった。

外国人住民と関わりを持つことが出来そうな場面については、「個人的な友人」「近所づきあい」「趣味をテーマにした集まり」といった日常生活を通じた場面が多く挙げられた。

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