沖縄県に「土砂災害警戒情報」が発表 早めの安全確保を

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今日22日、午前11時過ぎ、沖縄県に「土砂災害警戒情報」が発表されました。午前11時30分現在の警戒対象地域は、南城市、八重瀬町、糸満市、豊見城市、与那原町です。降り続く大雨の影響で地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっています。早めの避難を心がけて、安全なところでお過ごしください。
沖縄県に「土砂災害警戒情報」 土砂災害に厳重警戒を

今日22日、午前11時過ぎ、沖縄県に「土砂災害警戒情報」が発表されました。午前11時30分現在の警戒対象地域は、南城市、八重瀬町、糸満市、豊見城市、与那原町です。沖縄県では、降り続く大雨の影響で地盤の緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高まっています。午前11時40分までの24時間に沖縄県南城市では197.0ミリ、那覇市でも164.0ミリの大雨が降っています。崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地域にお住まいの方は、特に警戒が必要です。早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示などの情報に注意してください。明日23日にかけて沖縄県では断続的に激しい雨が降るでしょう。明日23日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。山の急斜面など危険な場所には近づかず、安全なところでお過ごしください。
「土砂災害警戒情報」は警戒レベル4 危険な場所から全員避難が必要

土砂災害や川の増水などの災害は、急に発生して、一気に被害が広がるため、避難が遅れると、命にかかわります。そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5では、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。このため、警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4までに、必ず避難してください。天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。
土砂災害の前触れは

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。1つめは、がけや地面にひび割れができることです。2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

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