ワイシャツのアイロンがけ作業に対して、「あまりきれいにならないし苦手…」と感じていませんか。
きちんとした手順やちょっとしたコツを意識するだけで、よりきれいに仕上げられるでしょう。
家電製品メーカーとして知られるPanasonic(以下パナソニック)の公式FAQより、ワイシャツの上手なアイロンのかけ方を紹介します。
ワイシャツを広げてアイロンをかけようと思った時、目に付いた部分からとりあえずシワを伸ばしていくという人も多いのではないでしょうか。しかしこれは、あまり効率のよい方法ではないそうです。
パナソニック公式FAQでは、アイロンがけをする順番について、面積が小さい部分から大きい部分へと進めていくようおすすめしています。より具体的には、以下の順番を意識してみてください。
まずは手のひらで軽く形を整えてからアイロンかけをスタートしてください。
「袖・袖口」→「肩」→「右前身ごろ」→「背中(後ろ身ごろ)」→「左前身ごろ」→「襟」の順番であててください。「襟」「前立て」「カフス」など、目立つところは念入りにアイロンをかけてください。
パナソニック ーより引用
袖部分のアイロンがけは、縫い目を基準にして下から上に、たるみを引き上げるようにして行いましょう。袖口は、カフスの内側にまでアイロンを滑り込ませるのがポイントです。左右から中央へという流れを意識すると、より美しく仕上げられます。
ワイシャツをきれいに仕上げるために、重要なポイントとなるのが肩部分です。
縫い目に従って平面的に仕上げてしまいがちですが、アイロン台の端部分を使うことで、より立体的に美しく仕上げられるでしょう。
人の視線を集めやすいポケットや襟部分は、外側から中央へと、たるみを寄せるような感覚でアイロンがけしましょう。ポケットの場合は最後に下から上へとアイロンがけをし、襟部分は熱いうちに手で伸ばして形を整えるのがおすすめです。
こうすることで、ポケットや襟の端部分にたるみやシワが寄りにくくなります。細部までピシッとした仕上がりになるので、ぜひ意識してみてください。
つい「面倒だな…」と思ってしまいがちなワイシャツのアイロンがけですが、自分でやれば節約にもつながります。クリーニングに出したり引き取ったりといった手間も、減らせるでしょう。
パナソニック公式FAQが紹介するコツも意識して、美しい仕上がりを目指してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]