梅雨や台風のシーズンを前に愛知県豊川市で、豊川の水があふれたことを想定した訓練が行われました。
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豊川市では、台風や集中豪雨が多発する夏の時期を前に、市民に防災意識を高めてもらおうと毎年、水防訓練を行っています。市の職員や消防団の団員ら約280人が参加して行われた18日の訓練は、梅雨前線が停滞したことによる大雨の影響で1級河川の豊川の左岸があふれた、という場合を想定。応急避難所としてエアーテントを設営したほか、地元の人たちの避難経路や排水ポンプ車を稼働させる場合の動きなどを確認しました。市の担当者は、こうした訓練の積み重ねで関係機関との連携を深め、水害の発生に備えたいと話しています。