がん公表の英チャールズ国王、公務復帰を発表「6月には日本の天皇皇后両陛下を国賓としてお迎えする」

英国王室が26日(日本時間27日)、公式SNSを更新。がんの治療のため公務を離れていたチャールズ国王(75)が、近く公務に復帰することを明らかにした。
インスタグラムに「国王陛下は、最近のがんの診断後、治療と療養の期間を経て、まもなく公務に復帰される」と記され、屋外でカミラ王妃(76)と腕を組んでほほ笑む姿のショットをアップ。さらに30日(同5月1日)にがん治療センターを両陛下そろって訪問する予定であることが案内された。これはがん公表後、初めての公務となるという。
さらに「6月に日本の天皇皇后両陛下を国賓としてお迎えする予定である」と発表。天皇皇后が国賓として英国を訪れるのは、1971年の昭和天皇と香淳皇后、98年の上皇ご夫妻に続いて3回目。
また英国王室は「戴冠1周年を迎えるにあたり、両陛下は、この1年の喜びと挑戦を通じて世界中から寄せられた多くのご厚意と励ましに深く感謝されている」と記した。
英国王室は2月5日に「チャールズ国王が良性の前立腺肥大のため最近入院された際、別の懸念事項が指摘されました。その後の診断の結果、がんの一種であることが判明しました」とがんの種類こそ明かさなかったが、病を明かし、治療に専念していた。

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