牛肉、豚肉、鶏肉などの栄養豊富な肉は、食卓のメイン料理に欠かせない食材です。
しかし、見た目はおいしそうなのに、食べてみると『硬さ』や『パサつき』が気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで、日本ハムの公式サイトで紹介している『肉料理をおいしく食べる方法』を実践してみました。
肉料理をおいしく食べるためには、焼く前に筋切りをすることが大切。肉の収縮を防ぐだけではなく、柔らかく仕上がります。
加熱した時に肉が反り返ってしまうことはありませんか。これは、筋肉のタンパク質が変性し、収縮が生じるためです。
肉が反り返ると熱が均等に伝わらず、見栄えもよくありません。加熱する前に、赤身と脂身の境目にある筋を切ると、反り返りを防げます。
包丁を立てて刃先を垂直にし、筋に切り込みを入れましょう。
なお切り込みを入れる際は以下の点に注意してください。
3~4センチ間隔で4~5か所が妥当です。あまり切りすぎると、切り口から旨みが出てしまうので注意しましょう。
日本ハム公式 ーより引用
基本的に筋切りは片面のみですが、厚みがある肉は裏からも同じように切り込みを入れましょう。
肉を柔らかく仕上げたい場合は、赤身と脂身の境目にある筋に加えて全体の筋を切りましょう。
全体の筋を切る時は、包丁の背を使って肉を軽く叩きます。味が染み込みやすくなるので、たれなどに漬けて調理する際にも効果的です。
鶏肉は、皮に付いている黄色い脂肪を包丁で取り除きます。
皮をフォークなどで数か所刺して穴を開けましょう。
次に包丁を立てて、刃先で筋を切ります。鶏の筋は全体に通っているので、1㎝くらいの切り込みを2~3㎝の間隔で全体に入れましょう。
実際に『筋切り』した肉を調理して食べてみたところ、「こんなにも柔らかくなるのか」と驚きました。食感だけではなく、料理の見た目もきれいに仕上がります。
日本ハムの公式サイトでは、肉料理の知識や調理法などを分かりやすく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
[文・構成/grape編集部]