テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は１９日、この４月に入社したばかりの新社会人が次々と会社を辞めていることを伝えた。
番組では、ＳＮＳ上で４月１日の入社当日に「もう辞めたい」と書き込んだ新入社員の言葉や入社前に「転職サイト」に登録している新卒者の例を紹介。退職代行サービスには４月に入り依頼が急増。去年は４月で２０件だったが今年は１８日現在で１３９件の依頼があったことを伝えた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、入社したばかりの新社会人の退職が増えていることに「僕がもし今の知識をもったままで例えば２０代とかに今、あるんだとすれば、こういう考え方になると思います」と理解した上で「僕の時代は終身雇用だったから。自分が選んだ企業に最後までいるんだと思ってましたからね。最初の配属されたところが違うなと思ってもそこを会社を変えていこうという発想がありました」と明かした。
その上で「今の時代は終身雇用、これから崩壊するのが見えていますからね。年功序列もどんどん今、崩壊してきているし、そういうふうなことで考えれば、これから必要なのは結局は、適応力とスキルとそれから実績なんです。それがあれば、自分によりあった企業をそれぞれ働く側が選んでいく。会社側もそういうふうな人を中途採用でも含めてどんどん採用していく」と解説した。
続けて「そういう時代になっていくのは間違いないので時代の先を考えればこういう行動になるのは、僕は合理的な行動だと思います」とコメントしていた。