バターをブロックで買ったものの、使い切れないと時間とともに酸化が進み劣化してしまいます。加えて冷蔵保存ではニオイ移りが気になることも。
できれば、おいしい状態で長く保存しておきたいものです。
そんな時は、ニチレイフーズ(@nichirei_foods)が公式X(旧Twitter)で発信している方法で冷凍保存してみましょう。
バターを正しく冷凍すれば、半年くらいは保存できます。保存する際、あらかじめ小分けにしておくと、使いたい時に使いたいぶんだけ使えて便利です。
以下の手順で小分けにしてみましょう。
バターを小分けにしようとすると、包丁にバターが付いてイライラしてしまいがちです。しかしキッチンペーパーを使えば、そのイライラから解放されます。
キッチンペーパーで包丁の刃の部分を覆い、そのままカットするだけでOK。すると切ったそばからバターが包丁から離れていき、ベトベトにくっ付かずスムースにカットできます。
なお、ニチレイフーズの公式ページでは『ペーパータオル』の使用をおすすめしていますが、食品に触れることを想定して作られている『キッチンペーパー』を使いましょう。
小分けにしたバターを1つずつ包むのは大変なので、いくつかまとめて包むのがおすすめです。
ラップを広げ、その上に間隔を空けてバターを並べて包みます。それぞれのバターの隙間を指で押して空気を抜きましょう。
ラップで包んだバターをアルミホイルで包み、冷凍用保存袋へ入れます。袋の空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫へ入れれば完了です。
投稿内で紹介されていたニチレイフーズの公式サイトによると、ラップの上からアルミホイルを巻くことには意味があるそうです。
バターは空気だけでなく、光によっても酸化しやすいので、ラップの上からアルミホイルで包むことで、劣化を防ぐ。
ニチレイフーズ公式 ーより引用
冷凍したバターは解凍せずにそのままトーストに使ったり、フライパンに入れて溶かしたりして使いましょう。
もしお菓子を作る時のようにやわらかいバターが必要であれば、季節に応じた方法で解凍してください。
・夏場:常温で30分/50gあたり
・冬場:200Wの電子レンジで様子を見ながら10秒ずつ加熱
なおレンジで温める際は、アルミホイルを外してラップだけの状態にしてください。
「バターが使い切れない…」と困っている人は、冷凍保存するのがおすすめです。正しい保存方法でバターの質をキープし、バターのおいしさを活かした料理を作ってくださいね。
バターも冷凍できるって知っていますか?食べやすい大きさにカットしてから小分け冷凍するととても便利ラップで包むアルミホイルで包む冷凍用保存用袋へこれで完璧バターをカットするときはペーパータオルを使うとにつきません詳しい方法https://t.co/PRCSAy0XLt pic.twitter.com/x2FCE20xfv
[文・構成/grape編集部]