リモコンや時計、オモチャなど、日常生活のあらゆるシチュエーションで使う電池。
充電式の製品が増えてきたため、ストックがなく、いざという時にコンビニエンスストアへ買いに走るなんてこともあるでしょう。
しかし電池の交換が済んでも、気を抜いてはいけません。各電池メーカーでは、電池の捨て方を問題視しています。
富士通株式会社の電池を製造販売しているFDK株式会社(以下、FDK)は、ウェブサイトを通じて『使用済み乾電池の廃棄方法』を紹介しています。
FDKによれば、乾電池を捨てる前にあるものを使うのだとか。
使用済みの乾電池は、端子部分を粘着テープなどで絶縁し、お住まいの自治体の指示に従って廃棄してください。
使用済みの乾電池は、基本的に不燃ごみとして廃棄が可能です。ただし、お住まいの自治体によっては収集方法が異なりますので、その指示に従ってください。なお、まだ電気容量(取り出せる電気)が残っていると、他の金属と接触してショートし発熱するおそれがありますので、必ずプラス・マイナス端子を粘着テープなどで覆い、絶縁状態にしてから廃棄してください。
FDK株式会社 ーより引用
乾電池に粘着テープを貼るなんて、驚いた人も多いでしょう。
粘着テープを貼ることで、乾電池が絶縁状態になるのだとか。
電気の容量がどのくらい残っているのか、判断するのは難しいので、この方法なら安全ですよね。
実際に粘着テープを乾電池の端子部分に貼ると、このようになります。試してみたのはビニールテープです。
※写真はイメージ
乾電池の端子が完全に隠れるように、ビニールテープを十字に貼りました。わずか数十秒で済むのでとても簡単な作業です。
安全に乾電池を廃棄するためにも、FDKが紹介する方法を参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]