新潟駅の新たなバスターミナルが31日開業するのを前に30日記念イベントが開かれました。その一方で長年愛された現在のバスターミナルは役目を終えます。
30日新潟駅では31日開業する新たなバスターミナルの開業記念式典やイベントが開かれバスターミナルの完成を祝いました。
【万代太鼓の演奏】
2006年度に始まった新潟駅周辺整備事業。新バスターミナルの開業により南北に分かれていた路線バスの乗り場が集約されるなど利便性の向上が期待されます。
【新潟市 中原八一市長】
「このバスターミナルの開業によって南側にも北側にも人の流れが変わり経済的にも活性化に向けいい影響が出て欲しいという風に期待している」
新潟駅の利用者も期待を寄せます。
【バスの利用者】
「階段から降りてバスに乗って行くという時にここでの待ち時間の環境としてはすごくいい場所だなと思う」
「ここを真っすぐ向こう側に行けるのが歩いて行けるから便利だなとは上に上らなくていいのはいいかなと思います」
その一方で長年多くの人に利用されてきた万代口バスターミナルが30日65年の歴史に幕を降ろします。担当者の笛の誘導によってバスがバックして乗り場に入る全国的にも珍しいバスターミナル。利用者からは別れを惜しむ声が聞かれ最後の姿を写真に収める人も多く見られました。
【利用者】
「最終のバスに乗るため ずっとここで一人で待っていたりするということで非常に思い出の深い場所です」
21年間誘導員を務めたという男性は30日でその役目を終え仕事を離れます。【誘導員ぼ男性】
「寂しい、感無量。(これまで)聞かれたことは丁寧に案内するようにしている」
新潟駅の新たなバスターミナルは31日共用開始です。