新潟県と長野県つなぐ“難所”の国道117号 事故減少へ灰雨トンネルが貫通 27年度に供用開始へ

長野県と新潟県津南町・十日町市、小千谷市をつなぐ国道117号では、2021年8月から行われてきた灰雨トンネルの貫通式が行われました。

国道117号は、物流や住民の生活にとって重要な路線であるものの、雪崩から道路を守るスノーシェッド内の道幅が狭く、大型車のすれ違いが困難なほか、急カーブでの事故も多発していました。

【県十日町地域振興局 阿部一栄地域整備部副部長】
「大型車同士の事故も発生し、難所というか交通の障害になっていたので、灰雨改良を事業化した」

延長827メートルの灰雨トンネルは2027年度中の供用開始を目指していて開通すれば通行時の安全・安心が確保される他、救急医療施設への搬送時の安全性の向上も期待されています。

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