新潟市で新潟大学の卒業式が行われました。新型コロナウイルスの影響で入学式が行えなかった卒業生たちは仲間たちと一緒に門出を祝えることに喜びを感じていました。
【長谷川珠子アナウンサー】
「今年から保護者などの人数制限もなくなり、会場は人でいっぱいです。卒業生は華やかな袴やスーツに身を包み、入学式が行えなかった分、きょうの卒業式を待ち望んでいたようです」
3月25日、新潟市中央区で行われた新潟大学の卒業式。
今年は保護者の人数制限もなくなり、5年ぶりに新型コロナ禍前と同じ形での卒業式となりました。
【卒業生答辞】
「4年前には来ることができなかったこの場所に、きょう、こうして集うことができ、大変うれしく思う」
入学後の授業もすべてリモートとなり、同級生と顔を合わせることもできませんでしたが…
【卒業生】
「最初はSNSでつながってやり取りするところから始まって、だんだん対面が増えていく中で授業も一緒に受けられるようになり、うれしかった」
【卒業生(ラグビー部)】
「今ここでこうして、泥だらけになってグラウンドを駆け回ったやつらと一緒に卒業できて、とてもうれしい」
一緒に卒業の時を迎えられる喜びを噛みしめていました。春からはそれぞれが新たなステージへと羽ばたきます。
【卒業生】
「建築関係の仕事に就くつもりだが、資格を取れるように頑張って、東京での新しい生活も楽しめたら」
【卒業生】
「地元が好きなので(将来は)地元のDX化に携われたらと思っている」
新潟大学の今年度の卒業生は2956人で、就職内定率は学部生で93.3%、大学院生で92.9%となっています。