「新鮮さが一番」 すし定食や魚バター焼き定食など 職人が長年の経験を生かし作った和食が評判

[胃心地いいね](769) 割烹末広 沖縄市胡屋1の9の1
地元で43年間愛され続けている割烹(かっぽう)末広。1981年の創業開始以来、店内で一つ一つ丁寧に仕込んだ本格的な和食を味わえると、多くの人でにぎわっている。
ランチタイムにはみそ汁やサラダ、小鉢が付いた20種類以上の定食が並ぶ。新鮮な魚を使ったすし定食(1540円)や魚バター焼き定食(1210円)、白身魚のうに焼き定食(同)などが人気で、さくさくの天ぷらが入った定食も「おいしい」と評判だ。とんかつ定食(935円)や照り焼きチキン定食(1100円)など、肉料理も取りそろえている。
創業者で店主の仲宗根末一さん(68)は本部町出身。大阪や県内のホテルで和食の修業を積んだ。「よりおいしいものを提供したい」と手作りにこだわる。みそ汁に使うみそは、塩分控えめの全国各地の7種類を調合。すしに合わせるしょうゆも、独自にブレンドしている。

付け合わせまで全て店内仕込み。「新鮮さが一番」と、海鮮は県内複数の漁港や市場から、長年付き合いがある業者を通して仕入れている。JAおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場へ自ら仕入れに足を運び、素材の鮮度に妥協はない。
新鮮な食材を職人が長年の経験を生かして作った料理には、一度食べるとリピーターや常連になる人も多い。座敷もあり、誕生日パーティーや模合、トゥシビー祝いや顔合わせなど、地元や中部地域の住民を中心に幅広いシーンで利用されている。
仲宗根さんは「地域の方々に40年以上使ってもらっている」と感謝。「これからもよろしくお願いします」と話した。(中部報道部・屋宜菜々子)
【お店データ】午前11時~午後10時半(ラストオーダー同9時半)。ランチタイムは平日午前11時~午後3時。火曜定休。60席。駐車場あり。電話098(938)2719「新鮮さが一番」 すし定食や魚バター焼き定食など 職人が長年…の画像はこちら >>

来店を呼びかける割烹末広の仲宗根末一店主(左から2人目)とスタッフら=9日、沖縄市胡屋

割烹末広

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