「自由の女神」にもご挨拶?
アメリカ本土ニューヨーク市にあるイントレピッド海上航空宇宙博物館は、2024年3月15日、超音速旅客機「コンコルド」が再び展示機として戻ってきたと発表しました。 イントレピッド海上航空宇宙博物館は、退役したエセックス級空母「イントレピッド」を転用したもので、マンハッタンをながれるハドソン川の桟橋に係留した状態で開設されています。
「コンコルド」が空飛んだ!? ニューヨーク市ハドソン川を渡っ…の画像はこちら >>ブリティッシュ・エアウェイズの塗装が施されたイントレピッド海上航空宇宙博物館の「コンコルド」(画像:イントレピッド博物館)。
「コンコルド」はイギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機で、1969年に初飛行したのち、1976年から2003年まで定期運航に就いていました。
その後、退役した旧ブリティッシュ・エアウェイズ機を塗装そのままに2003年以降、展示していましたが、補修のために2023年8月よりブルックリン海軍工廠に移設。このたび再塗装まで終えたため、艀(はしけ)に載せられてハドソン川を使って戻ってきたそうです。 なお、艀から博物館に移す際には大型クレーンで吊り上げられたため、久しぶりに宙を舞う形になりました。
博物館によると、「コンコルド」のツアーは4月4日から再開する予定とのこと。現在、それに向けて準備中としています。