3月3日、新潟県長岡市で開かれた大会の男子100mバタフライに水沼尚輝選手が出場。好タイムで優勝し、パリオリンピックの代表選考会に向けて弾みをつけました。
長岡市できのうまでの2日間にわたって開かれた競泳・中村真衣カップ。
男子100mバタフライに新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝が出場しました。
第5レーンの水沼はスタート直後からリードを奪います。2月の公開練習で、スタートの瞬発力を強化してきたと話していた水沼。
【新潟医療福祉大学職員 水沼尚輝 選手】
「前までは全体的に緩く動き出すという感じだったが、それが瞬発的にバーンと力が発揮できるようになった」
勢いそのままにほかの選手を一気に引き離していきます。また、去年10月に水面から体を大きく出す泳ぎから、水の抵抗が少ないコンパクトなフォームに変えましたが…
【新潟医療福祉大学職員 水沼尚輝 選手】
「かなり手応えのある泳ぎになってきたなという印象がある」
代表選考会に向け、手応えをつかんだ水沼は派遣標準記録に迫る51秒50の好タイムでフィニッシュしました。
【新潟医療福祉大学職員 水沼尚輝 選手】
「2日・3日のレースも泳ぎ切ることができたので、かなり良い状態に持ってきているのではないかと思う」
パリオリンピックの代表選考会まで3週間あまり。今後は泳ぎの精度を高めていきたいと意気込みます。
【新潟医療福祉大学職員 水沼尚輝 選手】
「まずは自分の力をオリンピックの決勝で出したいというところを大きな目標として今年はやれればいいと思う」
代表選考会は3月17日に開幕。水沼選手が代表を目指す男子100mバタフライ決勝は24日に行われます。