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JAL(日本航空)が2024年度路線便数計画を決定しました。ここには、1月にデビューした新型国際線長距離主力機「エアバスA350-1000」が年度内にロンドン線に就航する予定であることなどが盛り込まれています。同型機がヨーロッパ路線に投入されるのは、今回が初めてです。
JAL新型国際線主力機「A350-1000」ついに欧州へ! …の画像はこちら >>JALのA350-1000(乗りものニュース編集部撮影)。
JALのエアバスA350-1000は1月24日に羽田~ニューヨーク線で就航。今後は羽田~ダラス・フォートワース線にも投入が計画されています。この機はJALにとって20年ぶりに導入の新型国際線長距離主力機で、現在おもに欧米などの長距離路線を担当しているボーイング777-300ERの後継機として、最終的に全13機が導入される予定です。
客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで239席を設置。機内はこれまでのJAL国際線仕様機から5年をかけ、全面的に仕様を刷新。姉妹機であるA350-900などに採用されている国内線最新仕様のデザインを意識したインテリアに、一部クラスでは世界初導入の設備も備わった最新座席が特徴です。
なお、羽田~ロンドン線ではJL43・44便が年度内にA350-1000運航に切り替わるとのことです。
このほか路線便数計画では、3月31日より羽田~ドーハ線を開設すること、8月には羽田~石垣線で、JALとして初めてボーイング787-8を投入することなどが盛り込まれています。