土曜日と日曜日 南岸低気圧の影響で広く雨や雪 関東南部の平地…の画像はこちら >>
20日(土)から21日(日)は南岸低気圧の影響で、雨や雪が降る所が多いでしょう。関東甲信地方では山沿いや山地を中心に大雪になる所があり、関東地方南部の平地でも積雪になる所がありそうです。最新の気象情報にご注意ください。
20日(土)から21日(日) 広い範囲で雨や雪 関東南部の平地でも積雪か
あさって20日(土)から21日(日)は、本州の南岸を前線を伴った低気圧が通過する見込みです。いわゆる「南岸低気圧」です。20日(土)は西から雨の範囲が広がり、九州から東海は断続的に雨で、関東甲信や北陸も次第に雨が降りだすでしょう。本降りの雨になる所もありそうです。21日(日)は雨の範囲が東北まで広がり、雨や風が強まる所もあるでしょう。東海や関東の山沿いや甲信、東北の内陸では雪が降り、大雪になるおそれもあります。関東地方南部の平地でも積雪となる所がある見込みです。予想より気温が低くなったり、降雪が強まったりした場合には、山沿いや山地を中心に関東地方南部の平地でも警報級の大雪となる可能性があります。積雪による交通障害や路面の凍結に注意・警戒してください。「南岸低気圧」による雪は、低気圧の発達度合いや進路、気温によって、降る範囲が大きく変わる可能性があります。また、短い時間で積雪が急増することも考えられます。今後も最新の気象情報にご注意ください。
慣れない大雪 外出前の注意点
今回は、関東など、普段、あまり雪の降らない所で大雪が予想されます。そこで、お出かけ前に注意していただきたいことが4つあります。(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。
23日(火)頃から強い寒気 日本海側で降雪量が多くなる可能性
南岸低気圧が東へ遠ざかった後は、日本付近は次第に冬型の気圧配置になるでしょう。23日(火)から25日(木)は上空に西回りで強い寒気が流れ込み、日本海側では降雪量が多くなるおそれがあります。風も強く、荒れた天気になるでしょう。大雪や吹きだまりによる交通機関の乱れに警戒してください。地震の被災地では、雪の重みによる家屋の倒壊などの危険性がより高まります。引き続き安全な場所でお過ごしください。24日(水)は等圧線の間隔が狭く、晴れる太平洋側でも冷たい風が吹きつけて、凍えるような寒さになりそうです。マフラーや手袋などで、寒さ対策をしっかりと行いましょう。