主菜、副菜といろいろな料理に使われるジャガイモ。その扱いやすさから、常備している家庭も多いでしょう。
ジャガイモは低温を嫌うので常温保存が基本ですが、保存方法が適切でないと芽が出たり、傷んでしまったりすることがあるため、適切な保存方法を知っておくことが大切です。
ライオンが運営するメディアサイト『Lidea(リディア)』のInstagramの公式アカウント(lidea_lion)では、常温から冷凍まで、さまざまなジャガイモの保存方法を紹介しています。
ジャガイモを保存する時に適した温度は「5℃前後」です。紙袋や新聞紙に包み、日の当たらない涼しい場所で保存します。保存の目安は「3か月」です。
またジャガイモは気温が高くなると発芽しやすくなります。夏場などは常温保存よりも野菜室での保存がおすすめです。
ただジャガイモは低温に弱いので、そのまま野菜室に入れるだけでは質が落ちてしまいます。新聞紙に包んでからジッパー付きの保存袋に入れ、それから野菜室へ入れましょう。
ジャガイモの芽には毒素があります。芽が出てきてしまったら、芽とその周辺をしっかりと取り除きましょう。
芽は出ていなくても皮が緑色になっている場合も注意が必要です。変色部分に毒素があるので、食べるのをやめる、皮を分厚く剥くなどしましょう。
生のジャガイモは、そのまま冷凍すると食感が悪くなってしまいますが、しっかりと処理をすればおいしく冷凍保存できます。
ジャガイモの皮を剥き、使いやすい大きさや形に切りましょう。水にさらしたら水気を拭き取り、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。
保存期間の目安は、冷凍の状態で1か月程度です。料理する時には、凍ったまま使用します。柔らかくねっとりした食感を楽しめるでしょう。
加熱して冷凍しておいたジャガイモを使おうと解凍したら、ボロボロに崩れて困ってしまった、という経験があるかもしれません。
それなら、あえて最初からつぶした状態で冷凍してしまうのがおすすめです。
ジャガイモの皮を剥いてある程度の大きさに切ったら、水で濡らしたクッキングペーパーで包みます。
耐熱皿に包んだジャガイモをのせ、電子レンジで加熱しましょう。加熱の目安は、ジャガイモ100gあたり600Wで2分です。
加熱をしたらジッパー付きの保存袋に入れ、すりこぎや麺棒などでつぶしてマッシュ状にします。熱が取れたら平らにして、ジッパー付きの保存袋のまま冷凍保存しましょう。
冷凍保存したジャガイモは、ポテトサラダやコロッケに使えます。保存期間の目安は、冷凍の状態で1か月程度。少量ずつ使うこともできるので便利です。
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[文・構成/grape編集部]