能登半島地震の被災地支援で、千葉県は6日、千葉市など県内の保健所設置3市と協力し行政職員の保健師を石川県に8日から派遣すると発表した。金沢市内の大規模避難所で、被災者の健康・衛生管理や感染症対策など健康維持のためのアドバイスを行う予定。
県によると、厚生労働省から派遣要請を受けた。派遣されるのは県と千葉、船橋、柏3市の職員で、保健師2人、事務職員1~2人で1班を編制。1班は原則7日間活動した後、後続の班に引き継ぎ、2月29日まで継続する。
8日午前10時半に県庁で出発式を実施。第1陣はレンタカーで現地に向かい、9日から金沢市内で業務を始める。今後、要請があれば増員や派遣期間の延長も検討する。