広瀬アリス「人として軽蔑する」 災害時の呼びかけに「本当に大事」「かっこよすぎる」

新たな1年の幕開けである2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生。
日本海側を中心に強い揺れが生じ、震度7が観測された石川県などでは、家屋倒壊や地割れなどの被害が報告されています。
人は、予想外の事態に見舞われた時、冷静な判断ができなくなってしまうもの。地震発生直後、ネット上でも多くの人が混乱状態におちいりました。
地震が起こった日の夜、俳優の広瀬アリスさんがX(Twitter)を更新。
自身のアカウントで、防災や被災時の対応に関する有益な情報を拡散し、145万人のフォロワーに向けて注意を呼びかけました。
SNS上で地震に関する情報を収集する中、広瀬さんはあることが気になった模様。非常識的な行動をとる一部の人に対して、強く怒りをあらわにしました。
こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?人としてちゃんと軽蔑するからしっっかりブロックする。以上
残念なことに、非常時の混乱に乗じてウソの情報を流す人は一定数存在します。
2016年に起きた熊本地震の際は、「動物園からライオンが逃げた」というデマを流した男性が、偽計業務妨害容疑で逮捕されたケースもありました。
デマを投稿した人にとっては、『ちょっとしたイタズラ』なのかもしれません。しかし緊急時では、ウソの情報が人の命を奪う可能性もあるでしょう。
広瀬さんは、そういった行為をする人たちをあえて「人として軽蔑する」と強い言葉で非難し、誤った情報が拡散されないようブロック機能の活用を呼びかけました。
今回の地震でも、過去の災害の動画を流用したり、ウソの被害報告をして助けを求めたりと、すでにデマの情報が飛び交っています。
広瀬さんの注意喚起は2万回以上拡散され、多くの人に届きました。
・本当に、こういう時にデマを流すような奴は人間ではない。怒りを感じる。
・この注意喚起は本当に大事。親切心が、かえって人を危険に巻き込んでしまうかもしれない。
・ハッキリとこういうことをいえる広瀬さん、かっこよすぎる。発信力のある人が表明するのって、大事。
被災していない人も、きっと「誰かを助けたい」という想いから情報を拡散しているはず。しかし、そういった親切心を利用しようとする人がいることを忘れてはいけません。
情報を拡散する場合は、そのアカウントが信頼できるものかをチェックするなど、できる限りの確認をしておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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