森永卓郎氏、ラジオ生放送で抗がん剤治療の厳しさを告白…「生まれて初めてこのまま死ぬかなと思うぐらい…正直2度目は打てない」

経済評論家・森永卓郎氏が1日、レギュラーを務めるニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜・午前8時)に電話生出演した。
森永氏は昨年12月27日の同番組でステージ4のすい臓がんであることを告白した。
この日、自宅から電話出演した森永氏は「先週の水曜日の放送終わってそのまま病院に行って抗がん剤を打ったんです」と報告した。
その上で「その日は、そんなにたいしたことなかったんですけど、これが裏目に出てですね、木曜日に体調悪化して金曜日は10秒も立ってられないぐらいかな?もう意識がもうろうとして何も食えないしほとんど水分も取れない。ずっと倒れていて。金曜日は生まれて初めてこのまま死ぬかなと思うぐらい最悪の状況になっちゃったんです」と明かした。
さらにその時の状況を「吐き気は吐き気止めで抑えたんですけど。何も考えられない。しゃべりもしなくなった」と明かした。その上で抗がん剤治療を「がん細胞と戦っていることなんですけど、効果は高いんですけど、人によって相性がある。私の場合は全部裏目に」などとし「正直言うと2回目は打てないな」と明かした。
続けて「先週の水曜日は普通に電車乗って、普通に帰ったんです。今は電車乗れる状態じゃなくなっちゃったので」と話し、今後の抗がん剤治療を「ある程度、効果はあったと思うんですが、これを継続できるかというとちょっとつらすぎる。4日から病院があきはじめるので今後、次の手がどういう手があるか考えようかと思って」とし、その中で映画プロデューサーで夫の叶井俊太郎さんが同じすい臓がんのステージ4と診断されている漫画家の倉田真由美さんとZOOMで治療法について話をしたことを明かした。
さらに「土曜、日曜に入院して腹水を抜いて高濃度たんぱくの点滴をずっと打ったんです。それで(体調は)戻ってきた。それで栄養が取れて、普通の人の4の1は食べられるようになって最悪は脱したかな」と明かした。
その上で番組出演などで「すみません、いろいろご迷惑をおかけしちゃって」などと伝えると、パーソナリティーの垣花正アナウンサーは「迷惑かけていい。何より元気になってくれることが一番です」と励ましていた。

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