17日は花粉の飛散増 東京など「極めて多い」3月下旬はスギと…の画像はこちら >>
明日17日は太平洋側を中心に天気が回復し、花粉の飛散量は増えるでしょう。東京や名古屋は最も多いレベルの「極めて多い」飛散となりそうです。18日(火)以降も大量飛散となる日が多いでしょう。3月下旬は次第にヒノキ花粉もピークとなり、東京ではスギとヒノキ花粉のピークが重なりそうです。
17日(月)以降は飛散増 東京や名古屋は「極めて多い」日が多い
花粉の飛散はピークを迎えている所が多いですが、今日16日は全国的に冷たい雨や雪が降り、花粉の飛散は抑えられています。17日(月)の日中は太平洋側を中心に天気が回復するでしょう。晴れ間がでる見込みです。花粉の飛散量は増えて、東京や名古屋は「極めて多い」、大阪や高知は「非常に多い」、仙台や広島は「多い」レベルとなりそうです。花粉症の方は万全な対策をなさってください。18日(火)以降も東京や名古屋は大量飛散の日が多いでしょう。仙台は21日(金)以降は「非常に多い」、大阪は21日(金)から「極めて多い」飛散となりそうです。広島や高知も「非常に多い」、「多い」飛散の日が多いでしょう。福岡も22日(土)は「非常に多い」レベルとなりそうです。
3月下旬からはヒノキ花粉がピークに
スギ花粉の飛散のピークは次第に越える所が多くなりますが、仙台や東京は3月下旬まで続くでしょう。3月下旬から4月上旬にかけてはヒノキ花粉のピークとなる所が多くなりそうです。東京では3月下旬はスギとヒノキ花粉のピークが重なる見込みですので、いっそう注意が必要です。仙台はヒノキの飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れないでしょう。
外出時の花粉対策
花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、メガネを使用すると、眼から入る花粉を防ぐ効果が期待できます。① メガネは、できればゴーグルタイプのもの(防御カバー付きメガネ)がおすすめですが、通常のメガネを付けるだけでも、花粉対策になります。② メガネを使用しない場合に比べて、通常のメガネを使用しただけでも、眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。③ コンタクトレンズを使用している方は、刺激を少なくするために、花粉の時期にはメガネに替えた方が良いと考えられています。