スギ花粉がピーク 近畿各地で「極めて多い」予想 16日(日)は雨風強まり荒れ模様

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今日14日の近畿地方は晴れて気温が上がり、スギ花粉が極めて多く飛ぶ予想です。花粉症の方は万全の対策をなさって下さい。15日(土)の夜から16日(日)にかけては広い範囲で雨が降り、荒れた天気となる恐れがあります。
今日14日午後は晴れ間広がる スギ花粉大量飛散 夜は寒い

今日14日午前中の近畿地方は薄雲のかかっている所が多いですが、このあとは次第に晴れ間が広がり、20℃近くまで気温の上がる所もある見込みです。気温の上昇や空気の乾燥、海上や沿岸部を中心に風も強まりやすいため、各地ともスギ花粉の飛散が極めて多くなりそうです。帰宅の際は、衣類に付いた花粉を落としてから屋内に入るなど、万全の対策をなさって下さい。気温は、一日の中で変動が大きいでしょう。昼間はグングン気温が上がり春本番の暖かさになりますが、夜は寒くなる見込みです。服装選びや体調管理にお気を付け下さい。
近畿地方はスギ花粉飛散のピーク 花粉症でない方も対策を

現在の近畿地方は、スギ花粉の飛散のピークを迎え、極めて多く花粉の飛散する所が多くなっています。花粉症の症状がない方も、このようなピーク時には花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。① メガネメガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。② マスク感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。③ 衣類の工夫一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。
15日(土)夜から16日(日)は広く雨 特に16日(日)は荒れた天気の恐れ

明日15日は、西から前線を伴う低気圧が近づく見込みです。近畿地方は天気が下り坂で、夜は次第に雨が降りだすでしょう。ただ、日中は雨の降る所は少ないため、スギ花粉が多く飛ぶ所もある見込みです。明後日16日は低気圧が西日本付近を通過するため、各地とも断続的に雨が降り、本降りになる時間もあるでしょう。風も強まりやすいため、お出かけをされる方は大きめの傘があると安心です。15日(土)は今日14日ほど気温が上がらず、16日(日)は日中の気温が15℃に届かない見込みです。平年よりかなり低い所もあり、寒さが戻るでしょう。レジャーにはあいにくの天気ですが、花粉の飛散は幾分抑えられそうです。

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