花粉 明日14日も関東から九州で「極めて多い」 週末は収まる…の画像はこちら >>
スギ花粉の飛散が各地でピークを迎えていて、明日14日(金)も関東から九州で「極めて多い」飛散が予想されます。週末は雨や雪が降るため、花粉の飛散は一旦収まりますが、来週はまた大量飛散となりそうです。
明日14日(金)も大量飛散
明日14日(金)も、花粉は各地で大量飛散となりそうです。東日本と西日本では広く晴れて、3月下旬から4月中旬並みの気温となるため、花粉の飛散は「極めて多い」予想です。これは一番上のランクで、万全の対策が必要です。東北は日本海側は雨や雪で、晴れる太平洋側を中心に花粉の量は多くなるでしょう。仙台では「多い」予想です。なお、北日本や北陸・山陰では、明日14日(金)明け方ごろにかけて黄砂の飛来が予想されています。花粉や黄砂を体内に入れてしまわないよう、マスクやメガネで対策をすると良さそうです。
週末 花粉は一旦収まる その後また大量飛散
15日(土)は前線を伴った低気圧が西日本の太平洋沿岸を進むため、西日本は広く雨が降り、花粉の飛散は抑えられるでしょう。16日(日)は東日本や東北にも雨や雪のエリアが広がるため、花粉の量は「少ない」または「やや多い」程度の所が多くなりそうです。一方、17日(月)は日差しの戻る太平洋側を中心に花粉の量が多くなりそうです。晴れることに加え、風が強まり、雨上がりの後という花粉の飛びやすい条件が重なりそうです。東京は「極めて多い」予想で、名古屋や大阪も「非常に多い」でしょう。18日(火)以降も、関東から九州で、大量飛散が続くため、万全の対策が必要です。
花粉が飛びやすい条件
花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。① 「晴れて気温が高い日」スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。② 「空気が乾燥して風が強い日」湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。