社会福祉法人の役員人事をめぐり、当時の理事長らに賄賂を渡した罪などに問われた男に、執行猶予付きの有罪判決です。
社会福祉法人“乗っ取り”事件 理事長らに賄賂を渡した罪などに…の画像はこちら >>
判決などによりますと、東京都中央区のアルバイト従業員 迫丸卓哉被告(44)は2022年、ほかの男と共謀して三重県鈴鹿市の社会福祉法人「かがやき福祉会」の役員を、指定した人物に変更するよう求め、当時の理事長らに合わせて3500万円の賄賂を渡した社会福祉法違反などの罪に問われています。
CBC
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きょうの判決公判で津地裁の西前征志裁判官は、「社会福祉法人の役員等の、職務の公正に対する社会の信頼を侵害した程度は大きい」としながらも、「被告人は従属的な立場だった」などとして、懲役8か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
津地裁 28日
津地裁 28日