酒米栽培から!高校生が一年かけ“日本酒づくり”「20歳になったら3年間一緒に過ごしてきた友達と飲みたい」 新潟・長岡市

2月28日、新潟県の長岡農業高校でお披露目されたのは、高校生が手がけた日本酒『○結(えんむすび)』です。

【生徒】
「(海外の)需要が高まっている今、私たちが造った日本酒も購入してもらえるのではないかと思い、(テーマを)設定した」

長岡農業高校では、課題研究の授業の一環として5年前から酒米『五百万石』を栽培しているほか、その酒米を使った日本酒造りにも取り組んでいます。

今回は、より収量を増やそうと作付面積が例年より10アール多い、約30アールの田んぼで去年4月、作物生産コースの酒米班に所属する生徒5人がコメ作りをスタート。

夏休み中も田んぼの手入れを続けたことで、猛暑による酒米の品質や収量への影響はなく、約1290kgを収穫し、無事、日本酒を商品化することができました。

【長岡農業高校 坂西志保さん】
「おじいちゃんに、ありがとうの気持ちを込めてお酒を造りたいと思って造った」

【長岡農業高校 佐藤すみれさん】
「(20歳になったら)今まで3年間一緒に過ごしてきた友達と飲みたい」

高校生たちが一年間の日本酒造りに関わってくれた人たちへの感謝の気持ちを込め名付けられた『○結』は、3月3日から長岡市の一部スーパーなどで販売されます。

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