2024年夏には領空侵犯まで。
防衛省・統合幕僚監部は2025年2月24日、中国軍機2機が沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表。自衛隊が撮影した機体の写真も公開しました。
異形「アンテナだらけの中国軍機」防衛省が画像を公開 沖縄県上…の画像はこちら >>航空自衛隊のF-15J戦闘機(画像:防衛省・統合幕僚監部)。
今回確認されたのは、「Y-9情報収集機」「Y-9哨戒機」の各1機で、いずれも午前から午後にかけて東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋まで飛行した後、反転し再び沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海へ抜けていったとしています。
これらに対し、航空自衛隊が南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、対応にあたっています。
Y-9は元々、中国が多用途中型輸送機として開発し、2016年に就役した比較的新しい機体です。輸送機のほかに、情報収集機や哨戒機などの複数のタイプが存在します。情報収集機型は、機体に多数のアンテナが取り付けられています。