海自「最大にして最強のイージス艦」ついに模型が初公開! でも場所は中東某国って…!?

いろいろ気になる箇所も…!
アメリカの大手防衛関連企業であるロッキード・マーチン社は、2025年2月17日から21日にかけて中東のアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されている「国際防衛展覧会(IDEX)」において、海上自衛隊が運用予定の「イージス・システム搭載艦(ASEV)」の模型を初めて公開しました。
海自「最大にして最強のイージス艦」ついに模型が初公開! でも…の画像はこちら >> 初展示されたイージス・システム搭載艦の模型(菊池雅之撮影)。
ASEVは、配備が中止された陸上配備型イージス・システム「イージス・アショア」の代替となる艦艇です。従来のイージス艦は、対空レーダーとしてSPY-1を搭載するのに対し、ASEVは「イージス・アショア」用だったSPY-7レーダーを搭載します。
基準排水量は1万2000トン、速力は約30ノット(約55.6km/h)。動揺に強く、居住性も向上させる方針が示されています。乗組員は約240人となる見込みで、これまでのイージス艦より20%以上の省力化が図られます。
建造数は2隻で、1番艦は2024年8月23日に三菱重工業、2番艦は2024年9月18日にジャパン・マリンユナイテッドと建造契約を締結。1番艦は2027年度、2番艦は2028年度の就役を目指すとしています。
今回公開された模型では、船体の幅広さを視覚的に実感できるほか、船体中央部にはステルス性向上のためシールドで囲まれた箇所に艦対艦ミサイルが配置されているなど、これまでのイメージ図では確認できなかった部分の詳細が明らかになっています。

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