リニア中央新幹線の試験車両が新しく…中間車両「M10」投入へ 「サメの肌」をまねた表面で空気抵抗を削減 JR東海

JR東海は、リニア中央新幹線の試験車両を改良した新しい車両を投入すると発表しました。
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JR東海は、2013年から山梨県にあるリニア実験線で、試験車両による走行試験を行っています。現在走行試験を行っているのはL0(エル・ゼロ)系と呼ばれる車両の改良型です。
JR東海はきょう、環境への負荷を軽減する技術を反映した、中間車M10(エムじゅう)の製作を進めていて、試験走行への投入の目処が立ったと発表しました。デザインは塗装のないシルバーに金のラインが入っていて、微細な溝が入った「サメの肌」をまねた表面のフィルムなどにより、空気抵抗をおよそ1%削減します。
提供:JR東海
提供:JR東海
また、従来よりも高温の超電導磁石を使えるようにしたことでコストの削減を図っています。ことしの夏ごろから走行試験に投入し、その後は、既存の車両と組み合わせて実施する予定です。

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