名古屋市営バスの信号無視 発覚のきっかけは「市民からの通報」ではなく「職員の告発」だったと内部通報

「市民からの通報」はなかった?名古屋市営バスの交通違反をめぐり、公表された内容が事実と異なっているのではないかとの疑いが浮上しています。
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これは去年7月10日名古屋市千種区を走る名古屋市営バスのドライブレコーダーの映像。バス停を通り過ぎ、その後、停車します。
CBC
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Uターンしようと進入した交差点の信号は赤。CBCが開示請求した不適切事案報告書には、バス停を通過するミスをして冷静な判断ができなかったなどと記されていました。
交通局はこの交通違反を6日後に発表しましたが、内容が事実と異なっているのではないかとの疑いが浮上しているのです。
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発表では発覚のきっかけを「市民からの通報」としていました。しかし、実際には通報はなかったとの内部通報があったことが、関係者への取材で分かりました。内部通報では、発覚のきっかけを「職員の告発」だったとしています。
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(名古屋市交通局)「現在どうして『市民から』ということになったのか、営業所でも調査をしている。確認が不十分だったということは認めざるを得ないので調査している」市バスを巡っては、運転手の休息時間を国の基準通り守っているように見せかけるため、残業を別の日に付け替える不正を行っていたことが2件発覚していて、中部運輸局や労働基準監督署などはきのう営業所に立ち入り検査を行いました。
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