「愛されているんだな」修学旅行出発の朝にサプライズ 交通安全ボランティアら4人が見送り うるま市

【うるま】うるま市立具志川東中学校2年生174人が京都などへの修学旅行に出発した1月31日早朝、地域の交通安全ボランティアら4人がサプライズの見送りをした。まだ薄暗い中、出発するバスに向かって大きな声で「行ってらっしゃい!」と言いながら、メッセージが書かれた看板を掲げて手を振った。4人に気付いた生徒は「えっ!」と声を上げながら手を振って応えた。(与古田徳造通信員)
新里紹市さん(70)、澤岻繁光さん(70)、比嘉清喜さん(71)の3人は毎朝、校区内で交通安全の見守りをしている。「修学旅行の出発日を聞いて、何かやろうと話し合った」という。
上江洲区自治会書記の園恵都子さん(42)にメッセージ看板の作製を頼み、当日は園さんも見送りに駆け付けた。4人は「子どもたちが喜んでいたようで良かった」と笑顔で話した。
生徒の亀島翔夢さん(14)は「地域の方々が見送りをしてくれてびっくり。とてもうれしかった」、安次富麗斗さん(14)は「見送りしてもらえるなんて思っていなかったから驚いた。地域の方々から愛されているんだなーと思った」と喜んだ。
澤岻莉乃さん(14)は「サプライズで本当にうれしかった。暗い中、見送ってくれてありがとうございました」と感謝した。

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