第103回全国高校サッカー選手権で3大会ぶり8度目出場の千葉代表・流通経大柏が11日、東京・国立競技場で行われた準決勝に臨み、東海大相模(神奈川)を1-0で退け、前橋育英(群馬)との決勝(13日午後2時5分開始、国立競技場)に進んだ。96回大会決勝と同じ顔合わせで、流通経大柏が優勝すれば86回大会以来17大会ぶり2度目の日本一。
準決勝で流通経大柏は、相手の粘り強い守りになかなかゴールを割れなかったが、前半終了間際に和田哲平が得たPKを柚木創が決めて先制。後半もボールを支配して何度もゴールに迫り、ポストやバーに当たるシュートもあって追加点は奪えなかった。守備では相手のロングスローにしっかり対応し、東海大相模に得点を許さなかった。
流通経大柏の決勝進出は2大会連続の準優勝となった97回大会以来4度目。96回大会決勝では0-1で敗れ、前橋育英が初優勝した。千葉勢の直近の優勝は90回大会の市船橋。
前橋育英は準決勝で東福岡に3―1で逆転勝ちした。